ひかりの

虐待ケースの男の子と、しばらく箱庭をやっていたのだけど、これまで敵味方もなく、善悪もなく、最後は誰も生き残らないような作品を作り続けていたのが、今日はじめて、怪獣VS人間軍の戦いで、人間が勝つっていう作品になった。

この世界にも味方はいるのかもしれない。
悪は滅びるのかもしれない。

彼の混沌の中に、一筋の光が見えた気がして、胸がいっぱいになった。

この瞬間があるから、この仕事が大好きだ。


誰の心にも、必ず光はある。

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